ヒッキーPからの視界

音楽について、VOCALOIDについて触れていきます。 あと自分の活動について。

カテゴリ: 邦楽

私が幼稚園・小学・中学の時に聴いていた音楽は本当に何の変哲もなく、
純粋にB'zを聴き「ウオオなんだこれカッコよすぎるーーー!!?」と興奮し
ミスチルを聴き「このメロディはどうやったら思いつくんだ!!!」とサビだけ聴くため巻き戻しを繰り返し
バンプを聴き「今何て歌ったんだ!?」とエアプレイ解禁された新曲のフレーズを
いち早く録音してテープが伸びるまでカセットをリピートしていました。

そんな何も捻くれてなかった幼児期〜中学期から、価値観の変容を経て、
時代に拘らず多時代の音楽を自由に行き来するようになる18歳頃までの間は、
こんな私でも、
「何の疑いも持つ事もなく、足を止めて一考することもなく、
 純粋に単純に今のロックへときめいていた時代」 でした。

その入口から出口までをまとめるエントリその3。


第3弾は、自分でヒットチャートを見始めた13歳前後



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私が幼稚園・小学・中学の時に聴いていた音楽は本当に何の変哲もなく、
純粋にB'zを聴き「ウオオなんだこれカッコよすぎるーーー!!?」と興奮し
ミスチルを聴き「このメロディはどうやったら思いつくんだ!!!」とサビだけ聴くため巻き戻しを繰り返し
バンプを聴き「今何て歌ったんだ!?」とエアプレイ解禁された新曲のフレーズを
いち早く録音してテープが伸びるまでカセットをリピートしていました。

そんな何も捻くれてなかった幼児期〜中学期から、価値観の変容を経て、
時代に拘らず多時代の音楽を自由に行き来するようになる18歳頃までの間は、
こんな私でも、
「何の疑いも持つ事もなく、足を止めて一考することもなく、
 純粋に単純に今のロックへときめいていた時代」 でした。

その入口から出口までをまとめるエントリその2。


第2弾は、自分が小学校高学年くらいの時期。
ロックへの執着が皆無の頃。




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私が幼稚園・小学・中学の時に聴いていた音楽は本当に何の変哲もなく、
純粋にB'zを聴き「ウオオなんだこれカッコよすぎるーーー!!?」と興奮し
ミスチルを聴き「このメロディはどうやったら思いつくんだ!!!」とサビだけ聴くため巻き戻しを繰り返し
バンプを聴き「今何て歌ったんだ!?」とエアプレイ解禁された新曲のフレーズを
いち早く録音してテープが伸びるまでカセットをリピートしていました。

そんな何も捻くれてなかった幼児期〜中学期から、価値観の変容を経て、
時代に拘らず多時代の音楽を自由に行き来するようになる18歳頃までの間は、
こんな私でも、
「何の疑いも持つ事もなく、足を止めて一考することもなく、
 純粋に単純に今のロックへときめいていた時代」 でした。

その入口から出口までをまとめるエントリ。


(あくまでリアルタイムに聴いていたもの中心でまとめるので、
 生まれる前の音楽は再発等がされた以外はカットしました。)



第1弾は私の幼少期から小学校低学年頃まで。



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AOMORI ROCK FESTIVAL 2013 〜夏の魔物〜
のライブレポートを書きました。

あまりに大仁田さんに水かけられすぎて感動の密度が濃すぎて
後日高熱の風邪をひきました。
楽しさを自分ですぐ思い出せるようにするために
ちょっとでも楽しかった事は全部記録してみました。

読むと迷惑な文章ですが、
とにかく凄かったってのが伝わればOK!



≪索引≫

その0 夏の魔物というロックフェスについて
http://blog.livedoor.jp/hikkie1987/archives/2095225.html


その1
http://blog.livedoor.jp/hikkie1987/archives/2095372.html


その2
http://blog.livedoor.jp/hikkie1987/archives/2101836.html


その3
http://blog.livedoor.jp/hikkie1987/archives/2102120.html

その4
http://blog.livedoor.jp/hikkie1987/archives/2102129.html

その5
http://blog.livedoor.jp/hikkie1987/archives/2102141.html


その6
http://blog.livedoor.jp/hikkie1987/archives/2102357.html


やっとラスト。


 ・フラワーカンパニーズ

19:00、 アントーニオ本多と飯伏幸太のプロレス対決でのリング整備のため
少し予定から遅れてフラワーカンパニーズがスタート。

【参考22】 フラワーカンパニーズ


脳内百景

フラカンは24年前に結成されて以来、今まで常に
「まるで生きていけない訳ではないけれど、食えるか食えないかの境目」あたりで
ずっと音楽活動を継続してきた苦節更新中のベテランギターロックバンド。
その中でも特に売れない谷間の時代に書いた曲「深夜高速」は
当時こそ売れなかったものの、徐々に口コミで彼らの代表曲へ押し上げられ
2009年には「深夜高速」だけを様々なアーティストがカバーする
「深夜高速トリビュート」が発売され、「昨今10年の日本のロックの名曲」と称される。

 「安定したギターロックバンド」くらいの印象しか持っていなくて
いつか聞こうって思っていたからこの機会に聴こうくらいの気軽さだったのに、 
そこを覆される説得力があった・・・!
特定の節回しに収束しがちな下北系ギターロックバンドのメロディのジレンマ」が無く、
歌いたい歌詞が「そのための」メロディに乗っていて、
そのバリエーションも狭く陥ることがなく、自然に盛り上がる曲ばかり。
 色んなメロディを歌っているバンドだと気付く事ができた。

去年の夏の魔物が寒かった、など
雑誌「TRASH-UP!!」で書かれていたことのおさらいみたいなMCなどを話す。
そして「深夜高速」のイントロが鳴った時、会場がざわめいていた。
生きていて良かった〜生きていて良かった〜」のサビで全体を巻き込む大斉唱。

どいつもこいつもこの曲ばっか求めやがって!!
フラカンについてほとんど知らない自分が思ってしまうほどの偏りを感じつつ
素直にこの「生きていて良かった〜」の大斉唱は
きっと斉唱している一人一人の胸に生きている中のドラマがあるんだろうと
大げさな事を妄想してしまう感動があった。

 最後の「真冬の盆踊り」だけ聴かずに青ステージへ移動。

 

本当はBiSを観るため
それと完全にかぶっているgroup_inouのステージは諦める予定だったのが、
フラカンがいい具合に時間押して始まったおかげで
フラカン→group_inou→BiSをはしごできることに

青ステージへ向かう途中でから揚げを買うが、
ソースも何もないから揚げを渡される。
手前にマヨネーズがあったので店の人にマヨネーズかけて良いかを尋ねると

「は?いいっすよ別に」

と言われてここで初めて「スタッフの対応の悪さ」という夏の魔物の悪名を思い出させる。
逆に言うとイベントの運営面で気になったのはこの件だけだった。


・group_inou

BiSが始まり次第group_inouから離れるという目論見であったのが、
ここでまた、 最後まで一歩たりとて退くことができないライブに直面する

【参考23】 group_inou


DAY

青ステージのトリ。
まずトリをロックシーンの知名度で選ぶでなくこの人達を持ってくるセンスが凄い
2人組ユニットで、名前は各所で聞いたことあったのに
アンダーグラウンドで支持されていることと、ヒップホップの要素もあるけど違うらしい、
という曖昧な情報しかない状態での観覧。

DJとMCの2人がステージに上がるけど、HIP-HOPファッションの雰囲気は一切無い。
今のご時世でありえない位に少ない音数の、簡素な打ち込みループ
爆音で巨大スピーカーにぶち込んでくる。
難しい技術は何も無いはず、本当に単音に近い短いループが繰り返され
そこにシンプルな四つ打ちキックが加わっているだけなのに、
何者とも重複しない領域を衝いている。

予めアルバムや音源を聴いていたんだけれど、
それを聴いてもこのライブは一切、まったく想像できなかった。
ZAZEN BOYSは音源でまだおぼろげな想像ができたんだけれど・・・。 

照明もひたすらいずれかの単色が点滅する簡素な演出で、
そのシルエットの中でMCがひたすら独特の踊りを披露する。
DJはひたすらシンセ弄りながらヘドバンしている。
それが単色の点滅の中でずっと繰り返される
頭がおかしくなりそうな気持ちよさ。
理屈でどうとかではなくて、何がそうさせるのか
音を聴いてても全く分からないほどに単純なのに
他で味わえる気がしない独特さ。
GOMAと同じく、極端な縦ノリは無いのに、
後ろ眺めてもその場にいる全員がそれぞれのニュアンスでバラバラに踊っている
僕も、始まるまでgroup_inouに対する思い入れは一切無かったのに
1曲目でもう「あっ!イっちゃう!」ってなったし、
知ってる、知らない、の左脳情報ではなく、
ただただ音がその場の人々の脳神経を支配している感じ。

そんなクールなステージと裏腹にMCは
「いいからみんなで大仁田厚観にいこうぜ!」と謎の大仁田厚推し。
あと「夏の魔物さまざまな悪い噂を聞いてましたよ」的なことを意気揚々と触れ出し 
「そういった所には進んで飛び込んでいくタイプ」
「ダメ出ししてみようとか思ったけれど今日は最高なのでいいです!」
といった発言がとても気持ちよかった!

ライブは最後まで本当に快感の渦で
「もう永遠にこのままでいたい」のトランス状態のまま終了。
こんなユニットだったのか・・・恐ろしい・・・。

あまりに会場が一体になってアンコールが止まなかったけれど
スタッフが退場を促す。
「今年は時間を守る」宣言は本当だったんだ!


 ・BiS

group_inouで一切退くことを忘れてしまった影響で、
BiSは途中から観ることに。

【参考24】 BiS


IDOL is DEAD

アイドルのトリ。
各所で既にたくさんレポが書かれてあるけれど、
触れるカルトアイドルBiSの、
暗闇の原っぱを縦横無尽に走り回るライブ
だった。

流石に朝の人数とは違いハイライトアクトだけあって人数も居り、
ステージと花道とリングで踊って終わりかと思っていたら、
最後の「レリピ」でステージ上から誰もいなくなる
 6人のメンバーが6つの方向へ散り、
客で埋め尽くされた野原を人を掻き分けながら奔走する
パフォーマンス。 
途中から観ただけあって決して前で観ていたわけではないのに、
そこに居ただけで少なくともカミヤサキミッチェルが目の前を2回横切って
握手券付きCD買わなくても何回もハイタッチしたり腕触ったんだが!
特定のメンバーを追いかけるファンあり、
その場で通り過ぎるメンバーを迎え入れる観客あり、
ここで人ごみのそこかしらから小さな打ち上げ花火が連続で打ち上げられ
さらに装飾された自転車が客の後方を横切る。 
プールイが「わぁー、はーなーびーだー!!」と歓喜する。

死人が出てもなんら不思議ではないリスクを払ったカオスな展開。
カオスの渦でゲシュタルト崩壊しかけた所でライブ終了。

観ている当時は分からなかったけれど、
どちらも運営の公式パフォーマンスではなくBiSのファンの勝手な暴走だったらしく、
複雑な気分になった・・・。


 
・大仁田厚 vs DDT

BiSが終わると途端にサーッと客層が入れ替わり、
研究員が引いた時に「あれ?みんな遠慮するの?ラッキー」と
何の考えも無しにリングのすぐ前へ移動するが、
その30秒後には周りの客の雰囲気が一変し
プロレスに理解あるラインナップにブラッシュアップされ僕は囲まれる
僕の背後には「主にプロレスの雑談を話す女子2人」が何かを熱く語っていた

僕はプロレス観戦が如何なる物なのかが全く分からなかったがゆえに、
対決のオープニングのSEが鳴って周りが異様なテンションに包まれてからというもの、
周りが熱狂的な愛を叫ぶ中で
「え?え?どう反応すればいいの?どうすればいいの!?」という戸惑いに暮れる。

大仁田厚が率いる邪道軍が登場、DDT精鋭軍も登場、
変な武器をいっぱい持ち込んでやがる!
やはりゴングが無いのでいつの間にか試合始まった。

攻撃が決まる度に大きな歓声と「オオニタァァァーーー!!」みたいなコールが
物凄く高いテンションで行われるのでそれに乗りたかったのだけれど、
やられている方がめちゃめちゃ痛そうで
素直に歓声あげられない(←プロレスまともに見たことすらない) 。
そんな中、DDTやられ役の中澤マイケルがひたすら攻撃を受ける展開。
一際痛くて観てられない・・・マイケルさんツライ;・・・と思っていた時に
「マイケル!!」という声援が2,3挙がった。
そうだ!今の自分の心情なら、マイケルさんへの声援だけは全力でできる!
「マイケル!マイケル!」とマイケルコールが断続的に起こり、僕も乗った。
痛々しい攻撃を次々と受けていきただただ耐えるマイケル。
 マイケルさん頑張れ!マイケルさん立ち上がれ!!とすごく祈ってた。

でその後DDTが反撃に出るも結果は大仁田厚邪道軍が勝ち。
後日2chでしょっぱい試合って書かれてたけど
プロレスのプも初めて観た僕にはさっぱり分からない。

終わった後大仁田厚が
リングの四面にペットボトルの水をかけたり口に含んで噴いたりするのだけど、
そのための水のペットボトルが10個以上待機しているのを目にしてしまう
これ全部!!? 
ここで「リングの側でプロレス観る」ことでの宿命、洗礼を受ける。
実際に水が運ばれてくるまで、リングの前で観てどんなデメリットがあるかなど
微塵も考えちゃいなかった。
大仁田が噴いたやつ撒いた水がモロにかかるのだ!
 涼しくなりかけた夜にこれやるか!
きっとこれを恐れて下がった奴も居るに違いない・・・!
かなりの長い時間、ずっと洗礼が続いていた記憶がある。
風邪引くんじゃないかな・・・(※後日本当に風邪ひいた)

でもこうして全くプロレス知らなかった自分が初めての体験として
この試合を近くで見られたことはかなり有意義だったという自覚はある!


・TOMOVSKY

大トリ。
大トリも、人気や定評順で決めるでなく、
主催のセンスでTOMOVSKYを持ってくる所が普通じゃない。面白い!
そしてこの日のセットリストも含め、TOMOVSKYで締める以外ありえなかった。

大仁田の最後のMCの時、ステージではTOMOVSKYがセッティング始めてた。 
ベースは兄であるThe ピーズハル
プロレスが終わるとプロレスファンが一気に引き、
そのタイミングで凄く前までなだれ込むことができた。
それにしてもトモフスキー観てたの500人・・・?1000人居たのだろうか!?
そこでトモフスキーが発した第一声、
プロレスファン待って行かないでー!!」 

【参考25】 TOMOVSKY


39

90年代初期にヒットしたメジャーバンド「カステラ」のボーカルで
シニカルな歌詞とメロウなポップロックで堅い支持を持つミュージシャン。
バンド形式でThe ピーズのハルと一緒にやる事が多いとのこと。

まだ他パートのセッティングが終わってないということで、
トモフスキーがリングへ入って何かしようとする。
花道とリングの間にあった溝に脚を引っ掛けて盛大にずっこける!
しかも漫画みたいに股間モロぶつかってる!!!
大丈夫か!?ちょうど真横で見てたけどこれは設計側がまずいんじゃないか!
「ちくしょーイテーこれアイドルもプロレスラーもみんな気付いてたのかよー!」
と明るく笑い飛ばしてリングに入り、
直前の大仁田厚がやっていた水噴くパフォーマンスをエア物真似する。
「俺主催の大致くんからプロレスに例えられてよく分かんなかったんだけど、
 たった今見てプロレスファンになったわー!」
というような事を言っていた!

そのままステージへ戻って1曲目始めようとする。
本当にセッティングと本編の境目がないなこのフェスは!!
1曲目は「青森の47才」で
ここで初めてトモフスキーが47歳と知る
曲も姿も30代前半にしか見えない。

続く「ほめてよ」「ワルクナイ、ヨワクナイ」、
分かりやすくて明快で格好良い、歌唱に味がある、
というのは前から知っていたけれど
タイトルといいなんなんだこのグサグサ刺さる歌詞の連続は・・・!?

「ほめられないとやる気でない ほめられないと何もしない」

「うまが合わないのはそいつが悪いから 病気がちなのは病気が強いから
 僕は何も悪くない弱くない」

「君のカンチガイの海を僕は泳いでいただけ」

「順応って何だ?それ本当に必要なのか?
 気まずい空気を吸い続ける努力が報われた歴史を僕は知らない」


難しい言い回しが何もない。分かりやすい言葉で
歌から裸の言葉がそのままの意味でぶつかってくる。 
ここはThe ピーズと共通項の部分かも。

MCもあまりに明快!
「いやなことは全部SKIPボタンを押して飛ばしちゃえば俺は最強だ」
「錯覚もずっと覚めなきゃそれが現実なのさ」 

某SALOVERSさんのように1番の歌詞を全部そのまま朗読して曲に入るではなく、
その曲の一番ぐっと来る部分を引用しながら吟じて曲に入る演出が泣ける。

「いい星じゃんか」「こころ動け」1回聴いて印象に残る曲ばかり連発して、
ライブも後半に差し掛かったところで、
涙の数だけ強くなれるよ、なんて嘘だ 
 悲しいと人は免疫力が下がってやられるんだよ

というMCで会場がざわめき、「」を演奏。
 
性格の差でカラダの強さも違う」 

内向的なキマジメはためるだけためてボロンボロン
 そんな切ないしかけ誰が作ったんだ
 ああ残酷だ不公平だ無慈悲だ
 頑張った分だけご褒美をあげるそんなに上手くは出来てない
 創られてない


続けて
「今日は楽しいのに、みんなまた明日から元に戻っちゃうんだよなあー!
 それならば我に返るな!」
といったMCで「我に返るスキマを埋めろ」。

 「妄想でこの部屋を満たせ
 我に返るスキマを埋めろ
 我に返るスキマを埋めろ
 我に返るスキマを埋めろ もう帰らないように




自分はこの2曲の時はもうボロボロ泣きながら
「あ゛あ゛ぁぁぁ〜ざ〜ん〜こ〜く〜だぁぁ〜む〜じ〜ひ〜だぁぁ!!!」
「わ゛〜れに゛っかえーるぅっすきま〜をぉぉうめーろっ!!!」
ってコーラスしていた。

」の

ユウウツが別の新しいユウウツを作り出すなんて
 やってらんなーい でもやるけどねっ 


生きていく中で本当にもどかしさや辛さの節になっている
それがそのままの言葉で歌われる感じで
もうなんかどうしようもない感情が湧き上がってくるけれど、
それでも生きる活力が湧くフレーズだった!

この時に
勢い余った青年が花道に登ってウロウロしてまた下り
スタッフに注意される。
トモフがMCで「かわいそうな兄ちゃんごめんな」って言ってた。
フリーダムすぎるだろ!!

そしてここまでの楽しさが続き、その後ろにある
「ああ、このフェスが終われば自分の気持ちはどうなっちゃうんだろう・・・」
という楽しさあまりのその後の憂鬱の予感からすら救ってくれる
我に返るスキマを埋めろ」 。曲順含めて凄い説得力。

最後、残り一曲しかできないという旨を運営から伝えられたらしく
主催の大致さんからリクエスト曲「無計画という名の壮大な計画」「歌う47歳」で締める。
タイトルで分かるけれど「無計画という名の壮大な計画」は
まるで夏の魔物を体現したかのようなそのままの曲。
トモフスキーが夏の魔物を知る前から作っていた曲で
リクエストしたことがあまりにしっくり来る。

アンコールが鳴り止まないんだけれど、
こちらのステージでも「今年は時間を守ります!」の宣言を厳守、
主催の成田大致さんが出てきて弁解する。

 直後に再びトモフスキーが出てきて
「成田くんを胴上げしようぜ!!」と言ってトモフ+フラカンで突然のリング上胴上げ。 

最後の方のトモフスキーのMCが凄く愛に溢れていて、

「これで時間が押せばまた魔物はダメだとか言われるんだろ!?だめだめ!
 成田くんの悪口を言う奴を俺は許さない!!
 こんなフェスをやっちゃう成田くんはエラい!!」

とか言っていたのも、それまでの魔物の「悪い噂」と照らし合わせた時に
求心力のあるMCだった。

※TOMOVSKY自身の夏の魔物ライブレポ
 http://www.tomovsky.com/TOMOVSKY/livedialy/dialy554.htm

 
ここで遂に全日程が終了。

売店で残りの食券でイギリストースト買おうとするが全て撤収していて
代わりにスタッフのおじさんから「へんな肉の缶」を頂く。 
後日食べてみたらその日一日中吐き気催すほどの逸材だった・・・ 。

全日程が終了・・・のはずなのに、
帰りの道のりを歩いていると突然目の前で 
DPG福田洋と謎の仮面野郎による
突発的な路上対決が勃発。

リングもマットもクッションも何もない所でプロレスしてる!!
最初のひろやーといい、 スケジュールに書かれていないサプライズが多く
僕が観ていなかった所にも多数同様の仕掛けがあったらしい。
普通に管理固めてしまうとできなくなってしまうものだから
今しか見られない!!と大事に目にして、
車に戻って仮眠を取る。
翌朝、フェスの残骸を軽く見て回り、そのまま岐路に着いた・・・。



<〆>

・交通の便はよく問われるけれど国道沿いで分かりやすく、不便は感じなかった。

・日本のロック・ポップス文化が好きな人にとっての「夢の国」感があった。
 とにかくバンドマンもアイドルもプロレスラーも著名人も近くて、そこら歩いていて、
 オンとオフの切り替わる瞬間を直接目にできる、全体の壁の無さがよかった。
 ゆるい空気の中で予定外の事をアーティストがやるのが多数あった。

・累計動員数が3500人(再入場可能なので途中離脱可能)で4ステージのため、
 良い場所確保とかに躍起にならなくても
 気軽に肉眼距離でステージを観られる!
 移動時間も要さず
 寝転べたりテント張れるエリアからでも移動の不自由が無い。

・「ゴミ箱の設置が遅れた」については午前中に改善されたから気にならず。
 スタッフはしっかりした人も、「は?いいっすよ別に」とか言ってくる人もいた。

・出演のカオスさは一番語られる所だけど、
 それ以上に観る側が他ジャンルを最大限尊重していて、
 ギクシャクがまったくなかった。
 あとやはりラインナップ・出演順の妙も大いにあって、
 「アプガとTOTALFATとGOMAと影山ヒロノブをハシゴできるフェス
 とか、どうやるんだっていうブッキング具合。疲れていても飽きるはずがない。
 これは招き猫役になっているタレント系のチョイスが面白いのと同時に
 コア勢のチョイスもしっかり核を持っている所が鍵になっている。
 両軸が多彩なベクトルに充実して異常な感覚の起伏を発生させている。
 これが凄い!
 
・時間がほとんど押すことなく、
 トラブルが起こってもその次の転換の時間の間に全部巻き返して回収していて
 時間のルーズさはなかった。  

フードは最初から期待していない。
 普通のレトルトだった。

冷静に取り上げていくとつまらない総括になってしまったけれど、
まとめて書くと

凄いオーラがあって
神格化されそうなフェス 

というのが一番正しい!だから細かい感想とかナンセンス!
なぜ運営がガタガタなのに毎年それを肯定する人達が溢れるのか、というのは
精神解放を阻む物が他のフェスより圧倒的に少ない」からじゃないかな。

福田洋さんのおもてなしの心意気が最初から最後まで最高だった。
心残りは「観たい演目が多すぎて、アントンさんのMCを満足に聴けなかった」こと!





万が一このレポを最後まで読んでいる方がいたら謝ります。
下世話なレポになってしまい申し訳ありませんでした。
自分の感動を誰かに見て貰いたくて書きました。 

書き足りてない事が結構ありそうなので
思い出すたびにちょっとずつ文章足していったりしようー。

 
 
・ZAZEN BOYS

16:20、 ROLLYとZAZEN BOYSはどちらも自分が沢山聴いたミュージシャンであり
どちらを観るかの究極の選択でぎりぎりまでずっと迷い、
最初少しだけZAZENを観よう、という心持ちでZAZENを観始めた。
観たのは、足が一切後ろに退けなくなるとんでもないライブだった。 
もうここまで来れば、数々の凄いアーティストを目の当たりにして
衝撃馴れもしてきただろう
、と思おうとした時だったのに、
ZAZEN BOYSのライブはとんでもない爆弾だった。

※やっぱり夏の魔物の慣習に従い、
「本人達がセッティングで音鳴らして、
どこから本編かいまいち曖昧なままに本編スタート」
はZAZENでも例に漏れなかった。

 【参考18】 ZAZEN BOYS


すとーりーず

まず音が鳴った瞬間にナンバーガールを初めて聴いた初期衝動がそのまま蘇る。
そこからはもう、変拍子の嵐のセットリストのスタート。
「泥沼」では、みんな黙って立って聴いているんだけど、
この切迫感と緊縛感の連鎖を直接に感じて何も無いのか!?
と思いながら自分は一人で小刻みなヘドバンと小刻みな縦ノリをしていたんだけど
他人から観るとクスリが切れた人にしか見えなかったかもしれない。 
ただでさえ複雑なリズム感の殴りかかりみたいな展開の中で、
そこら辺のお客さんに「ずぼっとはまって泥沼ッ!」と叫ばせて
そのタイミングに応じて瞬時に一斉に音を出す
という前代未聞のパフォーマンスを重ねてくる。
どれだけ訓練重ねればこのような事をできるんだ。

「暗黒屋」も凄くて、独特のポリリズムを用いて
変拍子の嵐の中にキーボードでチャルメラのメロディを叩いてくる 
ええと、言葉では上手く説明できない、観てない人には何言ってるのかさっぱり分からん
そんな演奏を生でぶつけてくる。
全部がタイミングを計算し尽くしていることの衝撃。
さらに最新型向井秀徳さんはシンセも自在に操りながら
その音さえも全部ZAZEN BOYS色のドラッグ感を持ってフォーマットに馴染ませていく。

たぶんこれ遠巻きで聴けば「ああ〜面白いな〜」でマイルドな感想になってしまうのが
10〜20m以内の距離内で聴く事でとんでもない緊張感を生んでいる。
夏の魔物で聴けて良かった。

 MCでは向井さんが
「本当は出ないと思っていたのですが主催のお坊ちゃまから裏金をもらって」
ジョークになってないジョークを言って会場もあまり笑い起きてなかった・・・ 。


・ROLLY with 人間椅子

ZAZENが終わって急いで移動するとROLLYが最後の一曲を演奏していた。
それだけでむちゃくちゃかっこいいステージで
究極の選択だったことを思い知るのだけれど、

その後に、このステージを観ていた知り合いの子の証言で
ZAZENの凄まじいステージの裏で
こっちもとんでもないライブやっていた事が判明する
。 

・ROLLYのあらゆるキャリアの曲を人間椅子の伴奏で歌う特別ステージだった。
・奇妙な隣人を演奏中に電源が落ちるトラブルが発生、何回かやり直すも
その曲の最中に4回も電源が連続で落ちるという事態に。
・最初はドラムの中島さんがレッドツェッペリンのフレーズ叩いたりして
場を繋いでいたのが、4回目には場が持たなくなって
急遽アイドル宜しくROLLY+人間椅子撮影会を敢行。



手前で寝て寛いでる人も・・w
普通のフェスなら、その寝て寛いでる人からの距離でさえ
「やった!!こんな前で見れるなんて!!!」と歓喜する距離なのに・・・!
この穏やかな空気が最高。

 この後、ROLLYがアコギ片手に
突然この原っぱへ下りてきて
お客さん誰もが触れちゃう距離の中で
急遽弾き語りライブを決行
など、通常のフェスでは絶対にありえない伝説残したらしい。

この時ほど
自分の身体が2つあれば良かったと思えた瞬間は無い。

【参考19】 ROLLY(THE 卍)


puzzle

ちなみにこの2つの伝説が重なり合ってる中、
時同じくして弾き語りステージでは
おしのびで森山未來が大根仁監督のDJステージにゲスト出演していたらしい。
この時間帯伝説重なりすぎて怖い!!


・人間椅子

人間椅子は本人達がセッティングするどころか、
リハと称して「陰獣」を演奏してから引っ込んでいった。

もはや何が本編で何が予行なのかさっぱりだ! 

先ほどまでの数々の怪物的ステージをもろともせず
人間椅子単独のステージも凄かった。

0、陰獣 1、新曲 2.新曲 3.新曲 4.りんごの泪 5.針の山

というセットリストだったけれど、
新曲が定番曲と並んでいても何も浮いてない、
それまでのドゥームな人間椅子に更にモダンヘヴィネス、メタルコアのような
90年代00年代独特の鋭い音の要素が足されて
徹底的に強化された津軽サウンドになっていた。
爆音なのに丁度いい低音域で固めていて聴きやすい。

そのまま定番曲へ流れが注がれていく。
りんごの泪が始まった瞬間の、聴いてる側の身体の反応が如実に現れる。
もうみんな一斉にガンガン揺れ始めるわけ!

【参考20】 人間椅子


萬燈籠

最後の曲はなんだ・・・?と期待すると、
針の山のイントロが始まった。すると
老若男女問わず、パンクバンド並の縦ノリが起こる
凄い、ここまで世代を超えてこんな激しい反応を起こしうるライブ初めて観た。
時代を超えた躍動の中にライブが終了した。凄かった。

 
・三上寛

18:10、ここで一気に空が暗くなり、
弾き語りステージがまるで霊界に踏み入れたかのような雰囲気になっていた。
照明もあるけれど、三上寛が
「今年も色々な方が亡くなりました」というMCとともに
ずっと「夢は夜ひらく」を弾き語りしていて、それが青白い空気を作っていた。

【参考21】 三上寛


ひらく夢などあるじゃなし

実際の音源よりも遥かに長い時間、
延々とこの曲のフレーズが繰り返され歌われていた。
近くに寝込む人や立ち竦む人もいる。
薄暗い中で誰も会話する事がないまま三上寛の夢は夜ひらくだけが
静かに響く空間に包まれていた。



 (その6へ続く)

 
 
13:30、凄くMCの上手い中川翔子さんを横目に青ステージへ。
しょこたんが「カップルで来てる人ー!ぼっちの人ー!」ってアンケート取ってて
ぼっちの人が圧倒的に多かったので肩撫で下ろして後にした。


・envy

人は少なかった。前で万端待機している人は20〜30人で、
居る人のほとんどはバラっと立っている様子だった。
(最終的に数百人まで増えていた)
正午も過ぎたので、売店でフランクフルトでも買って気軽に聴こうとしていた。
でも、それは過ちだった。 音が始まった瞬間に「ながら」で楽しめない事は分かった。
口に入れたフランクフルトをゴクンと飲み込んでしまうショックを受け、
残りを口に詰め無理やり飲み込み、前へ詰め寄った。
ほとんど失せてはいたものの僅かに残っていた体調の悪さが一切霧消した。

envyのCDを貸してくれたのは大学の先輩で、自分が19歳の時だった。
何枚か貸してくれたもののうち最初に手に取ったCDが
envyの「a dead sinking story」だった。
それまでリアルにBOREDOMSの話やThis Heatの話をできる人に出会った事がなく
初めて、夜を明かすだけその話をする事ができた人だった。
連絡の途絶えがちだった中、去年に突然亡くなった。

ライブは
a dead sinking story」の1曲目、僕が初めて聴いたenvyの曲から始まった。
envyは胸を突き上げるような感傷的なハードコアで、
一般的にエモと言われる所ではなく、マイナースレットやフガジの系譜に近い。
ボーカルは聞き取れない声量で呟くか、聞き取れない発音で叫ぶかに終始するけれど、
それらはほぼ日本語の詞で歌われている。

ライブでは全員黒服で登場し、温和な表情のボーカルが下を向いて絶叫する。 
夏の魔物のライブでは誰もかれもが楽しさを振り撒いていたけれど、
envy(と三上寛)のステージだけは全く違っていて、
大きく見開き血走った眼で、床の一点を凝視しながら
必死に何かを訴えるように絶叫する様子に極限の悲しみが顕れていて、
エクストリームを見せ付けられた。
生きる事は悲しみの連鎖で辛さの数珠繋ぎで、
その感情を一つ一つ拾い集めて集約して解き放っているかのような
嗚咽したい感情が湧き上がって来る演奏だった。

【参考13】 envy


君の靴と未来 - all the footprints you've ever left and the fear expecting ahead

2曲目のLeft handが始まった瞬間、
自分は我を忘れ付近の人めがけて突進をし、激しい押し問答をしながら
いつの間にか最前列で涙を流しながら嗚咽しながら拳を挙げて絶叫していた。
もう理性のほとんどが投げ捨てられた状態で痙攣しながら
ステージ前の柵の上に乗ったボーカルの人の足首を脊髄反射で押さえていた。

色々な悲しみが束になって甦ってきて衝動と化すような
恐ろしい前半のステージを終えて、
後半はボーカルの人がシンセを操作したりして
ゆっくりとした轟音が膨らんでいく演奏をしていた。
それまでの感情の嵐から少し光が差していく流れで
情緒を安定させて見終わることができた。

夏の魔物が誰だったか?という問いがあれば、自分の中では間違いなくenvyだった。 


・奇妙礼太郎 

大物っぽい風格が確立していた。

弾き語りステージでのアコギの弾き語りで、
曲の途中で突然長いMCに入ったり色々フリーダムだった。
終始飄々とした独特のキャラクター。これは一般ウケする!
くせになる声質とツボを踏まえたギターの音の出し方いい!
本当はシャンゼリゼ合唱したかったけれどオーケン見るために途中抜け。
みんな座って聴いていてのほほんとできた。

【参考14】 奇妙礼太郎


GOLDEN TIME

・大槻ケンヂ 橘高文彦

エンケンを一瞬だけ覗いたけれど人が少ない!オーケンに人が集まっているに違いない!
と思いながら青ステージに行くとそれでも前10列目くらいで観られた。
オーケンもアコギ一本で登場。何曲かのほほんとした哀愁曲を演奏してから
橘高文彦を呼ぶ。筋少トークをしながら
「香奈、頭をよくしてあげよう」「蜘蛛の糸」をアコギ演奏。
よりによって一番ストライクなチョイスをしてきて、しかもその歌詞が

「友だちがいないから」「あの人は暗いから」「あの人は危ないから」
「それでもなんだかみんなが僕を笑ってる気がする」
と、自分の心のつらい領域を抉るようで、
envyとは別の感覚の悲哀をチクチク突いてくる。

【参考15】 筋肉少女帯


レティクル座妄想

そこでジャブを食らわされた後、

「夏の魔物ー、数々の悪い噂を聞いてきたけど、悪い点と良い点を言おう!
 悪い点はクーラーが無いこと!くそ暑い!
 良い点はその場のノリで勝手にゲスト出そうって盛り上がっても
 他のフェスでは絶対にできない!審議に出してやっと通るようなもの。
 でも夏の魔物だとそれができる!最高だ!

というMCで突然に出てきたのが、なんと人間椅子の和嶋さんROLLY!!?
前触れも無しにアコギ持ってのこのこやって来るというサプライズ出現。
適当な会話をしながら、そのまま定番曲「踊るダメ人間」熱演。
曲のネタっぽさや振付の独特さ、スローテンポなアレンジも相まって
会場全体の雰囲気がテンション高いんだか落ち着いてるんだか分からない感じに

「この日限りのスペシャルユニットです!」ってまさしくそうだよ!
大槻ケンヂ+橘高文彦+和嶋慎治+ROLLY
って普通ない!!しかも飛び入り!
 
筋少とすかんちと人間椅子はずっと仲良いバンド同士らしい。
そういえば市川編集のV系特集の本でオーケンが
「ファック隊が狙うのNGだったV系は筋少とかすかんちで(略)邪道と見なされたんだね」
とか言ってたけれど、この3バンドはきっと邪道仲間だったに違いない!
オーケンが「最近のV系と頑張って対バンしようとするけれど辛い」
という内容のこと言ってたのが面白かった。




 ・DPGショー 

・15:00、赤ステージに移動すると、人がかなり多く
 ステージ上のスタッフの顔もいまいち判別できない程度には遠い。
 やっぱりビッグダディ効果で人が一番集中しているに違いない。 
 自分はリング沿いから前7列目、ステージから数えると前25列目くらいの位置へ。
川越シェフが前座で1曲歌うと言ってステージへ出てくる。
・一度伴奏が流れるもキーが違うと言って中断し、音源差し替え。
・ 「その1」で記述した例の特異集団「DPG」が登場する。
・川越シェフ「思ったより貴方がた地味なんですね!」と発言。
・周りがシェフの発言を受け止められなくなったタイミングで退場。

か、川越さん・・・。

・DPGが「リングの魔物」を歌って踊ってパフォーマンス。
ポジショニングとか劇のように計算されてかっこよくきまっている割には
ちょっとお客さんがやや受けっぽい雰囲気になっていてもどかしくなる。
かと言って縦ノリできる感じでもないので僕は緩やかにルンルンと楽しむ。

・寸劇形式で展開が進んでいき、敵役として「男色ディーノ」が登場する。
で、ここで初めて気付く。
The SALOVERSの時、GOMAの時、MY FIRST STORYの時、envyの時、
いつもすれ違って目が合っていたあのガタイの良い兄ちゃん。 
あなたが男色ディーノか!!!

男色さん、登場するや否やリング外を縦横無尽に走り回り、
タイプの男に目をつけては顔を掴み上げひたすら強制キスしていく。
痩せている僕は狙われなかった!良かった!! 
男色さんはその後しきりに色んなメンバー(ROLLYさんとかROLLYさんとか)
にキスの応酬を繰り出してKOさせてそれに続いてビッグダディ登場
そのまま男色vsビッグダディのプロレス開始の流れに。

ゴングが用意されてなかったらしい。
代用で何かの合図があったのかなかったのか、
いつの間にか試合が始まっていて、しかもいきなり場外プロレスへ。
原っぱの人と人の間を駆け巡り僕の方向へやってくる。掴み合う。
僕の至近距離50cmでビッグダディと男色ディーノ始まったー!!
もうなんか凄い動きしてる!男色ディーノの凶暴さはリアルで恐怖も覚える。
一通りリング周りでのくんずほぐれつ後に二人ともリング内へ。
 
なにやらビッグダディのち○こ見えてるという実況!
でも低い体勢でのバトルのせいで角度で見えない!
悔しい!ビクンビクン!

その後ビッグダディは男色ディーノのケツの穴を嗅がされたり
お下劣でハードな闘いを強いられるものの
美奈子スペシャルなどの技で反撃に出始めた所で
角度の関係でいまいち勝負を見られなかった僕は青ステージへ移動。

話によるとその後間もなく試合は終わり、
歌広場淳先導によるゴールデンボンバー「女々しくて」の
大斉唱&ダンスがあったらしい!!

それも観たかった・・・。


・Hawaiian6 

出演の中で一番売れているバンド(金爆を除く)。
高校の頃に「Across The Ending」が大ヒットしていて
僕も素直に沢山聴いていた。
世代的に会場に来ている20代ストライクのバンドのはず。

【参考16】 Hawaiian6


ACROSS THE ENDING

にも関わらずビッグダディとかぶっているからか
100〜200の人数で穏やかに盛り上がっている感じだった。
少し離れて体育座りしている人でも、
本当に桂城公園のステージみたいな感覚で観られちゃう(ローカルネタ)
それに対してボーカルのMCが温かくて

「待っててくれた人、僕たちを知らない人、立って聴く人、座って聴く人、
 前でモッシュして暴れる人、後ろでメールしながら聴く人
 みんなが好きなように、自由に楽しんでくれれば嬉しいです」


皮肉か!?とも思いつつ、この言葉に凄く感動した。
ライブはモッシュの嵐だった中で、自分は後ろの方に座ってゆっくり観ていた。
シンプルで躍動感もあって、力みと緩みに過不足が無く気持ち良かった。


ここで16:00、この時点でやっと全体の6割通過。
ここまで楽しんでまだ4割分楽しめるなんてSUGEE!!と興奮していた。



・踊ろうマチルダ

【参考17】 踊ろうマチルダ


故郷の空

ミュージシャンズミュージシャン名高い弾き語りシンガーで、
ド太い声質とはっきりしたハスキーボイスで
異国情緒のあるフォークを
日本特有のはっきりしたメロディーラインで書いていくような
日本人の心に響くソングライティング
がかっこいい人。
YouTubeで聴いてみてたちまち生で観なければと思った。

弾き語りステージは音量が控えめになっていて
青ステージとの音かぶりがあり途中で演奏への入りができず何回かやり直していた。
でも演奏自体はこの動画の通りの納得の素晴らしさだった。
声の強さ、声の攻撃力が抜群だった。

曲を演奏していない時は少し気弱そうな印象の方であるのが、
曲が始まると途端に空気を貪り喰うような存在感を見せる所が印象的でかっこよかった。







(その5へ続く)

 

 
 
・The SALOVERS

AM9:40、寝転んで「TRASH-UP!!」読んでいたことで息切れと吐き気がだいぶ治まったので
知り合いの子が凄く推していた新人バンドThe SALOVERSを観に青コーナーへ。 
全員が20歳くらいの凄く若い人達で
ナンバーガール、スーパーカー、フジファブリックを影響元に挙げる王道のJ-ROCKバンド。
彼らの時は体調の関係もあって後ろの辺りでゆっくり観たけれど
それでも普通にライブハウスの距離で観れてしまう快適加減。

 キャッチーな曲、かつCDの音そのままかのようにミックスバランスが整ってて、
各パートに迫力があるのにボーカルと歌詞がはっきり聞き取れる所が凄く聴き易かった。

で、新曲「文学のススメ」の演奏の前のMC。

「 新曲をやります!!どういった曲かというと、
  夜の街、馬鹿な顔をした奴らがブスを抱きたくて必死になって口説いてて、
 ぶっ壊れた日本語だなー、言葉の綺麗な子の方が良いくそったれ、
 と思って、始発待ちしていたギャルに森鴎外の舞姫を薦めようと思ったら
 見事に断られた
、そんな曲を作りました。聴いて下さい。」

それはもう詩吟のようにボーカルの方がまくしたてていたので、 
こんな複雑な設定を抱えて、一体どんな心情を歌詞にしたんだろうか!!
と注目して始まった曲がこちら

【参考09】 The SALOVERS


文学のススメ

拝啓 夜の街 馬鹿な顔した奴らが

ブスを抱きたくて必死になって口説いてる
ぶっ壊れた日本語だな 言葉の綺麗な子が良い 

くそったれーー くそったれーー くそったれーー
始発待ちしてたギャルに森鴎外の『舞姫』をススメようと渡したら
見事に断られた〜♪(引用ここまで)」


Oo歌詞 http://www.littleoslo.com/lyj/home/2013/10/the-salovers-%E6%96%87%E5%AD%A6%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%82%B9%E3%83%A1-%E6%AD%8C%E8%A9%9E-pv/


そのままじゃん!! 

しかも先述の通り、歌詞がはっきり聞き取れるせいで
「さっきMCで言ってたことと一字一句全く同じこと歌ってる・・・」 ってのがモロ伝わり、
終わった後にはひたすらこの話題が語り草になった^^
絶妙な残念感






・ピエール中野

凛として時雨のドラマーで元メタラー。
凛として時雨ではなく、ソロDJとして自由にやるー、という感じだったので
引き続き後方でまったり観よう、さすが国民的バンドのドラマーだから人も多いなあー、
などと思いながら赤ステージへ着くと、その途端から
スピーカーから流れるアイドル曲・アニソン曲に合わせて 
高速ドラムプレイを演奏し始める。
意識が薄くて何の曲だったのかも覚えていないのだけれど、
なんだこれ!?と呆然とさせるままに演奏終了していた。
とにかく手数がめちゃくちゃ多い激しい演奏だった。
さすが現代のX JAPAN、凛として時雨のドラマー
さすが現代のYOSHIKI、ピエール中野だぜ・・・。


その後はDJという前告知通りメジャーなJ-POP/J-ROCKを繋いだDJプレイで
盛り上がっていたので、体調を改善させるために再び草原までさがって寝転ぶ。
中野さんが終わってすぐアップアップガールズ(仮)に替わる。
ステージの前に花道とリングが設置してあるので、
バンドがステージ終わる→リングでアイドルやる→その間に次のバンドの転換する
のローテーションで待ち時間なく見られるというシステムで効率良い!

アプガはバッキバキなダンスミュージックから似非和風曲みたいなポップスまで
「なんでも真面目にやります!!はいッ!!はいッ!!はいッ!!」
という感じの雰囲気のアイドルで遠くからでもカラーを感じた。
続くTOTALFAT も寝転びながら朧気に聴く。王道のポップパンクだった。
ここでどうしても観たかったものの為に青ステージへ移動。 


・GOMA & The Jungle Rhythem Section

日本唯一のディジュリドゥー(オーストラリアの民族楽器)奏者、
GOMAのワールドミュージック・グルーヴバンドで、
系統として今のBOREDOMSに通じるものもある、人力トランスロックの世界的存在。
フロントマンのGOMAは数年前に事故で記憶障害を起こし、
記憶の一部分を喪失、新たな記憶もしづらいという後遺症の中でバンドを継続し
その様子が昨年映画化もされる。

フラッシュバックメモリーズ スペシャル・エディション<2枚組> [DVD]

【参考10】 GOMA & The Jungle Rhythem Section


AFRO SAND

初めて知ったのは僕がGINGAレーベルに入った時で
曽根原さんに最初に教えてもらったバンド。
聴いて瞬時に「ライブで観たら未体験を感じられそう!」と思い、
夏の魔物のラインナップに組み込まれた時から興奮してた!

始まった時にはステージ近くには人が40〜50人しかおらず
リアル学園祭か!?と戸惑いながらも最前方に佇んだのだけれど
間もなく人が増えてきて嬉しかった。
最初にパーカッションの三方が出てきて自らセッティング等をしながら
セッションのように音を鳴らしたり合わせたりする。
夏の魔物の噂の一つ、
「本人達が公開セッティングしてるのを普通に目にでき、
 どこから本編スタートなのかよく分からないまま始まる」

本当だった!!!

そのまま裏に引っ込んだんだか引っ込んでないんだかの曖昧さのまま
パーカッションの三人の演奏が始まり、
どんどん高揚させていった所でGOMAが登場、
自由にステージをスキップしまわりながら中央のディジュリドゥの前に附く。

ディジュリドゥーは音程はずっと一定だけど
LFOのように口でフリークエンシーを自在にコントロール可能な楽器で、
それをタブラなどパーカッションのリズムと併せてリズミックに吹いて
壮大な広さを持つ音楽が生むのがGOMA & The Jungle Rhythem Section。
パーカッションパートが一つ一つ非常に繊細で細かいのに
ダイナミックに叩かれて自然の液体音の様に聴こえる。

凄いのが、激しく演奏されても一切の聴き疲れを起こさない、
開放にして快方の音楽として構えていることで、
ダンスミュージックにありがちな圧迫した音が一切無いのに
そこらに居る人達が酔った様に自由な横揺れを始める。
それなのに誰も「体力を使って楽しんでいる顔」をしていない。
押し問答は無いけれど、ノリノリな人は上下左右に陽気に身体を動かしている。
この曲は知っているだとか、振付だとかそういう左脳の知識は一切使われることなく
聴いている自分達はただ鳴っている音に委ねていればいいという空間にひどく感動した。

あとタブラのアフロの人がめちゃくちゃカッコいい!
タブラ叩く姿ってこんなカッコいいのか!

終わっても逆に疲労を軽減されたかのような感覚になり、
逸脱感を覚えられたライブだった。

その軽い足取りのまま赤ステージへ。

某ボカロPさんが今吉田豪さんとすれ違ったと言っていた!僕は見つけられなかった・・・。


・N'夙川BOYS

【参考11】 N'夙川BOYS


PLANET MAGIC

泥臭いロック青年マーヤとシンノスケがモデルのリンダを加えて結成したバンドで、
全員がギター・ドラムをラフに演奏できるので曲によってパートがチェンジする
という フリーフォームなローファイロックバンド。

人は多かったけれど、
それでもステージから10列目、リング沿いから5列目くらいの位置に収まる。

 聴けばその場で口ずさめちゃうほどキャッチーなメロディーのパートと
ひたすらギャンギャン言う即興ギターノイズのパートなどを上手く活かして
楽器を入れ替えたり、一人に何かの楽器を弾かせながら
残りの2人は花道とステージをフル活用でパフォーマンスし回ったり
とにかくいつでも誰でもどの楽器を持っても今すぐ演奏できますよ、
という余裕の見せ方が新しく、他のバンドにはなかなか無いパフォーマンスだった!

中でもシンノスケがステージの骨を登って一番高い所でギター弾くシーン、
マーヤがいつもは客に支えられて立つ所を
今回は客席に飛び込み、客の中をクロールで泳いでリングの周りを一周する 
という暴挙に挑むシーンがハイライト。
悔しい!近くまで来たけれど触れなかった!
あとリンダが立って後ろ向いてキック踏んでいるシーンが
地団駄踏んでるみたいでかわいかった・・・ 


後日知ったこと、夙川の前にアクトしてた桃井はるこさん がMCで
「垣根が無いと言いますが、私達にとっては垣根ありますから。」と発言したらしく、
それを受けてマーヤがMCで
前の人が垣根があると言ってましたけどね、垣根なんてねーよ!」 
と言っていたのが印象に残った。 
その場では大衆一丸ワアー!!ってなってたけれど、
桃井さんがどういう思いを持っていたのか気になった。
たぶんマーヤの方は何も考えてないと思うけど! 

夙川のステージの時に知り合いの子と遭った。
後で聞いたらマーヤのクロール触ったって言ってた!
 

・MY FIRST STORY


【参考12 MY FIRST STORY - 最終回STORY】


最終回STORY

国民的バンドONE OK ROCKのTakaの弟、Hiroがフロントマン務めるエモバンド。
ワンオクとは違うよ!というファンの反論があるの覚悟で書いてしまうと、、
ONE OK ROCKのパラレルワールド的バンドで、 
声質も音楽の方向も兄と弟で相互充填できるような共通性があり
ボーカル的にも演奏的にも技術的な差が無いので
ワンオクに対して感じるカタルシスと全く同じカタルシスを、
前3列目とかの間近な距離で見ちゃっている物凄いお得感

があった!!!!!!!!!!!
ワンオクを初めて聴いた時は、エモというよりも
「この歌謡メロ+ヘヴィ+タイトの感覚・・・
 B'z的なアリーナロックの継承者に成り得るタイプの魅力じゃないか!?」 

と感動をして凄く気に入っていたのだけれど、
だからこそそれと同じ感動を享受できたMY FIRST STORYのこのステージも最高だった。

あとどちらかというと弟の方が兄よりも森進一に似ていた!!
あと声質も森進一に近かった!


いつのタイミングかうろ覚えだけど、
売店の所でオータムリーフの人達がビラ配っていたんだけれど、
その隣に金爆の歌広場淳さんがいて
オータムリーフの方と何かを話してた。
歌広場さんが会場に居たのは二時間だけだったみたいだから、
本当にタイミングよくオータムリーフの人と話してる所を目撃できたんだと思う。

凄いのが、普通ならここでファンが溜まりを作ってるもんだけど、
それが一切なかったこと。
それはそうだ、数日前に「ゴールデンボンバーは出演しません!」と
ツイッターの夏の魔物公式アカウントが告知してたことが効いてたんだな!
この状況下で歌広場さん見られるのは超レアだと思い、ありがたがりつつ通り過ぎる。



(その4へ続く) 

 
 
・電撃BiS階段


【参考06】 BiS階段


BiS階段

【参考07】 電撃ネットワーク
http://www.youtube.com/watch?v=WxivQYtpuSQ

朝っぱら8時前から人々をノイズの轟音に巻き込み極端な監獄的空間を招いていた非常階段
全裸とか見せたりするカルトアイドルBiSを呼びまもなく登場。
戸川純カバー「好き好き大好き」の伴奏が軽く流れ、そこになだれこむように
沸騰した鍋に頭突っ込んだりするグループ電撃ネットワークも登場。
別々の方向にネジの捻じ切れたこの大物3つがこの日限りの合体バンド「電撃BiS階段」を
青森の僻地の朝8時という観る側にはめちゃめちゃハードルが高い環境でステージするという
とんでもない瞬間に立ち会う。

非常階段が後方でギターノイズ+絶叫を垂れ流しつつ、BiSの楽曲の伴奏が流される中で
電撃ネットワークが花火、鍋、墨、ドライアイス、真空パックの王道パフォーマンスを進行しながら
踊っているBiSに度々ちょっかいかけてパフォーマンスに巻き込んでいく、という基本構成だった。

電撃ネットワークのお馴染みのパフォーマンスを初めて目にできた!ガチでやっていた・・・!
BiSのメンバーも電撃と共にステージ、花道、リングを縦横無尽。
朝8時での入場者数は1500人程であったらしいけれど、
その中でこのステージ観てたのはざっと500人〜1000人くらい?
「うおおBiSがおるぞおお!」とノリノリになってたら、すぐリング沿いの前3列目位に流れた!やった!
前後には一見爽やかそうな兄ちゃんなのに、後ろにBiSと書かれたシャツを着ている研究員。
(※注 研究員=熱狂的なBiSファンの総称)
初音階段やディズビズにも好意的な反応でノっていた方々だったので、少し親近感も持つ。
でもBiSがリングに入るとめちゃくちゃ暴れる!めっちゃ暴れる!モッシュ!
BiSのカミヤサキがカメラ持って歩き回り客席を撮っていて目の前で何回も撮られた。
客の渦に揉まれながらアヘ顔になってるところ撮られたから写真絶対見たくねえ!
公開されませんように・・・。
 
まもなくステージに沸騰鍋が運ばれてくるのだけれど、
電撃の南部さんが恒例の顔突っ込みした時にBiSのウイカの手も捕まえられ
勢い良く片手をバシャッと入れさせられる!
テンテンコが真空パックの中に入れられて掃除機で空気抜かれる!
なんかヒライノゾミがノイズ弄ってる!!?
など、まずこんな要領で階段や電撃のパフォーマンスがBiSと一緒に体現されながら
BiSの定番曲「nerve」「primal.」になると振付けがリング上のメンバー、客一体となって行われ始める。
前3列目にまでいて直立地蔵は絶対したくなかったので
YouTubeで見た記憶だけを頼りに僕も振り付けを見よう見まねでやると、
めっちゃ楽しい!! 
リングの内側にあらん限りに腕を突き伸ばす無数の観客と、
リングの外側に懸命に手を差し伸べるメンバー。
前回記述の通り、特にリングには客スペースとの仕切りが無いので、
客と演者の境界線の厚さがリングのゴムの幅しかなく 
しかもこの危険な環境で時折BiSのメンバーがリング降りて客と客の合間を走り回る!
でも、広さに対して人の数もそう多くないから和気藹々ともしている。
このアイドルライブのアウトライン一線超える感覚。凄い。

もう何が何だか分からない混沌の空間が渦巻いている中で
売店の方からDPGのMr.パーフェクト福田洋がその渦の中に飛び込んでくる。
しかも僕がいる方向にやって来たので彼のモッシュを直に支えながらリングの方へ送ることに!
もう楽しすぎてKYな僕はみんなが「nerve」の指さす振り付けでメンバーに向かって差している時に
一人で福田洋に「YEAAHHH!!!」って指さしてた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 。
福田氏はリングに乱入しようとしてウイカに蹴り落とされてた。
一緒に細身のシャイボーイ氏も来ていた!

振り付け曲が終わり最後のフリーノイズ「BiS_kaidan」になると
花道やリング一面にBiSと電撃の面々が色水を客席にぶち撒け、
次いでバケツ一杯に入った鶏の足をポンポン投げ上げる。
ギターのピックかと思ったら鶏の足だった・・・。 
JOJOさんもなんか鶏の足投げてるけど、
じゃあ今ノイズ流してるの誰!?って確認する意識も朧気のうちに
電撃・BiS・階段全メンバーがステージ中央へ集まっていき、
手を繋いで「夏の魔物楽しんでいって下さい!」で終了。

※ニュースサイトのレポも参考になるかも!

電撃BiS階段、夏の魔物ライブはノイズ、火花、鶏の手飛び交うカオスに

http://www.musicman-net.com/artist/29030.html

朝8時半に色水を直でぶっかけられた人は このあと夜までどうすんだ!?って思うも
汗だらけになった自分も大差なく、一帯には異様な残り熱が漂っていた。
そのまま休む事なく青ステージへ。


・Wienners

 【参考08】 Wienners


CULT POP JAPAN

1stアルバムのタイトルCULT POP JAPANの通りに、
ゼロ世代の突然変異系の変拍子ロックバンドの緊張感、と
でんぱ組.incに楽曲提供するくらいにポップな曲作りの同居で、
カルトポップの異名を持つ新鋭ロックバンド。

某ボカロPさんから教えて貰って初めて 知り、聴いたら見事に自分のストライクど真ん中で
絶対観ようと決心していたもので
実際のライブも音源や動画とまんま等しい切れ味を持っていた・・・!
こういう、DTMでいう所の「WAVファイルを切り貼りしたかのようなぶつ切り感」って
生演奏だとマイルドになって「これが生演奏だね!」って雰囲気になると思うんだけれど、
WiennersはWAV切り貼りぶつ切りの切迫を持ったまま、
それに生演奏のダイナミックさを加えて存在してしまっている!
唐突に沈黙したり、計算された細かいタイミングで全員演奏がズレなく揃ったりと
関西ゼロ世代(彼らは関東だけど)を思い出させるイカれた音の放出をしまくり
脳みその死角の部分をピンセットで摘まれるような新しいハチャメチャ感にやられて
衝動的に楽しく押しくらまんじゅうしてた!
かつそこまでアバンギャルドな部分を強調しながら
全体は温かくてポップな曲の雰囲気で場を包み込んでいて、
そこにモンスター然とした存在感・オーラを覚えた。

「シャングリラ」の「T・O・K・Y・O!」の掛け声は青森の「R・I・N・G・O!」に変えて全員で歌う。
そこで若干ゆっくりするも、再びアップテンポな曲になると
否応なしに身体がバキバキと反応してしまう。
グルーヴと切迫の二刀流!
実はこの時、前日の不眠が祟り、
轟音による吐き気のようなものがこのWiennersのアクトでピークを迎えるも、
それを凌ぐライブのエネルギーを感じて後ろで大人しくは見てられなかった。
楽しい音楽の力で終始僕の身体と脳みそをバキバキに操る、最高のカルトポップバンドだった。
MCではベースの人が青森なのに秋田と勘違いしてたのが面白かった。

ここでWiennersのことを教えてくれた某ボカロPさんともう一方某ボカロPさんにお会いして
その時に大事な話を持ちかけられたのでその内容は後日発表します。



AM9:00

もうこの時点で
「青森最後の詩人ひろやー」「初音階段」「this is not a business」
「電撃BiS階段」「Wienners」
を見終えて各ライブで体力を酷使し、この時点で
普通のフェスを普通の感覚で見る人であればたぶん1日終わってるくらいの情報量。
たぶん夜とかになってるレベル。でもまだ2時間経ってない!?

本当はそのまま9時からの「ハナエ」を観に行く予定だったのが
あまりに体力を酷使して息切れと吐き気でどうにかなりそうだったので草原で寝転ぶ。 
僕が寝転んでる先のステージではmilktubが影山ヒロノブとデュエットとかしていて
寝転べるくらいのスペースから見ているにも関わらず、
ある程度は肉眼で確認できる距離にいることに気付く。
たぶんロックインジャパンとかだと立ってないといけない距離を
寝転びながら見れるって凄いぜ!!
などということ考えながら売店の飲み物買う。


 ●TRASH-UP vol.16 夏の魔物特集


季刊 TRASH-UP!! vol.16

並びに購入を決意していたのが、雑誌「TRASH-UP!!」の夏の魔物特集号
このフェスがいかに異端か変か外れ道的かということを
各関係者100ページ以上のインタビューで炙り出すという雑誌。
しかもこのフェスのいわくがあまりにありすぎて
読み出すと面白くて止まらない。

何が凄いかって、これを草原で読んで
「あっは!こんなヤバいフェス日本に現存するんか!?まじで!?
 行けたらいいなあー行きたいなー。どうやったら行けるのかなー。妄想しよう・・・
 って今まさにここでやってるーー!!!」 
という興奮をですね、現地で行えちゃうわけですよ。
 
たぶんこの興奮って

80年代に田舎少年が、東京のロックシーンを神格化して妄想しながら宝島社の雑誌を読んでいたら、
 顔を上げると目の前でそのシーンが繰り広げられていた


と全く同じ事を現実に体現しちゃってる興奮。 
TRASH-UPのvol.16、まだ売っているはずなので通販等おすすめします!!!!!!
http://www.trash-up.com/store/trash-up_vol16.html


(その3へ続く)
ヤバい、この時点でまだ朝9時半だ・・・・・・・・・・・・・・・。 

開演が朝7時という激烈アブノーマルなフェスのため、
前日早く就寝し当日の早朝に車で出発し、最初から観るという予定を立てるが、
ワクワクしすぎてベッドの中で眠るよう念じるも1時間しか眠れ
不安定なコンディションのまま出発。

・7時5分に現場に到着。心の準備もせぬうちにノッケから最初の驚嘆が。
なんと、DPGのメンバーご本人達が総出で入場受付をしている!!

【参考01】 DPG


夏の魔物エンタメユニット『DPG』登場!!!

予め動画で動向を追って愛着と尊敬の念を持っていた僕は
この時点で非現実的な洗礼を受け、すっかり夢の世界状態に突入。
その上、実際の受付手続きの際にはタイミングが合い、
あのめちゃくちゃ面白いプロレスラー福田洋ご本人にリストバンドを巻いてもらうことに。
「夏の魔物の動画みてファンになりました!握手して下さい!」とせがむと
「おお、いいですとも!まずはこのリストバンドを巻いてから・・・」と
映像で観たままのキャラで応じてくれる。 
次いで同メンバーの細身のシャイボーイ氏にも握手を求めると
「寒いですが頑張って下さい!あ!頑張るの僕の方だった!」
と、この方からもキャラクターと素が一心一体となった最高の言葉を頂きました^^

・7時17分入場。ここからは状況を整理するためにアーティスト毎に箇条書き。



・青森最後の詩人ひろやー

7時30分までは行われているのはDJダイノジのオープニングアクトのみで、
他のアーティストはまだ誰も動き出していないはず・・・だったのに!
タイムテーブルの何処にも記載されていないはずの著名ミュージシャンが、
入場するといきなり、そこに設置された小さいステージで朝7時から弾き語りしている

ここからしてもう夏の魔物は違ってた。入場して彼の歌を耳にして3秒で誰だか分かった。

【参考02】 青森最後の詩人ひろやー


津軽曼荼羅

青森最後の詩人ひろやーはMr. Freddie & The Marcury Devilのギタリスト。
「お前らはぁぁぁ〜!!セックスの豚なんだよぉぉぉおおおおお!!!」
って朝7時の入場してすぐの所で叫び続けているわけ!やべえ!
でもほとんどの人がそこを素通りしていき、
立ち止まって見てるのが2〜3人だったので4人目に加わる。
ひたすら同じリフを弾き倒して「おまえらもぉぉぉおお、セックスって叫んでくれよぉぉぉおおお!!!」
などと繰り返し煽ってくるので、
その場にいる数人だけで「セックス!!!セーックスッ!!!」と絶叫し合う謎の空間ができ、
最終的にはその場の人だけでXジャンプならぬSEXジャンプ しているという異様な光景になる。
でも最初は本当に見てるの数人だけだったのが、徐々に2〜30人に増えていくのが印象深かった。
ここで僕はセックスセックス叫びすぎて喉がガラガラになる。

___

7時30分。青ステージで話題の天狗バンドthis is not a businessが最終調整してる。
入場すぐの弾き語りステージから坂を登るとすぐ青ステージ、向かいに屋内ステージ
そこから売店や仮説トイレが並び向こうに赤ステージ(メインステージ)、というレイアウトで
まずは非常階段系列を見るために赤ステージに急ぐ。
そこで凡その地形を把握したんだけれど、それぞれのステージへの移動がとても楽で
赤ステージと青ステージ交互に見たい場合でも、走れば2分で移動できちゃう。
しかも人も少ないから、 待ち時間に予め陣取られたりという萎え要素が夏の魔物には無い!
(まだ朝だからというのもあるけれど、人が多い時間帯でも萎える事は一切無かった)
あと、おばちゃん達がマイペースに炊き出し始めている光景が地元ぽくて味があった。


・初音階段

【参考03】 初音階段


初音階段

赤ステージに到着すると人は多数集まっていたものの普通に前5列目くらいに収まる。
一般的なロックフェスの動画などを見ていると、ステージと柵の距離が遠く、
最前列でも遠くね!?などと思っていたものだけど、
夏の魔物はまるで学園祭のようにステージと客の距離が近い!

間もなくJOJO広重さんが出てきて、ソロギターで1分くらい肩慣らしのノイズをぶちまける。
この晴れ間差し込む7時半に、青森の山奥で非常階段のノイズ。
この異様な雰囲気と言ったらありゃしない!
その後すぐに初音ミクのコスプレをした女性が出てきて初音階段スタート。
 一曲目がヴェルヴェットアンダーグラウンドのSunday Morningのカバー。
 
この晴れ間差し込む7時半にこの選曲。初音ミクのコス。MIDIっぽいトラック。JOJOさんのノイズ。
全てが組み合わさったこの異様な雰囲気といったらもう・・・!

初音階段はバックトラックとミクの音源を流しながら、
そこにコスプレの人が生声を重ねて「初音ミクの擬似ライブ」みたく演出するのだけれど、
既製のミク音源と生声のバランスと、視覚の妙で、
さもミクが生でライブで歌っているように見える/聞こえるのが幻想的。
あと、初音階段の音源を聞いた時は「普通の演奏音源のバックにノイズを足してる」と聞こえた物が、
ライブだとまるで印象が全然異なり、
”擬似ミク空間”に鋭いノイズが切り裂いて入ってくるように干渉し合うのが凄かった。

数曲のカバー曲を聴いたあと、曰くの天狗バンドを鑑賞するために青ステージへ移動。
情報によると僕が離れた後、初音階段はチューリップの「虹とスニーカーの頃」のカバーをやったらしい。
それを一番観たかったわ!!ガーン 。


 ・this is not a business

 【参考04】 this is not a business


10 goods

実はこのバンドを観る時だけのために、アマゾンで被り物買ったんです。

this is not a business通称ディスビズは全員天狗のお面を付けたバンドで、
今年の春に突如「WITH A MISSION」という楽曲をYouTubeに投稿して姿を現す。
 でもライブ無し、動画投稿1作だけで瞬く間に話題になり1ヶ月せぬ内にナタリーでインタビュー、
という流れに広告代理店の臭いを含む胡散臭さを感じた僕は
「んえ?マンウィズの別名ユニット??」などそんな疑いをかけ、
その真偽を問うべく、「天狗= 自惚れで高慢」に対抗しての「ビッグマウス」なるかぶり物をつけながら
ライブ後半のモッシュの渦の中に唐突に乱入し飛び込んでいく、

という予定だったのが、 走って青ステージへ向かってみると
観ている人は多いものの、一歩引いた位置でやや乗りしている方がほとんどで
ノリノリで走っていったら、モッシュどころか人との接触も起こる事なく
そのままステージ目の前の最前の柵に到着してしまった。

格好がつかないので、その最前列で柵を掴みながら
目の前で演奏する彼らへ向けてイェイイェイと拳を振り上げて楽しむことに。
隣のお客さんに「それわざわざ持ってきたんですか!?」と突っ込まれ
嬉々としながら「そうなんですよぉ〜」などと会話はしていたものの
メンバーの方のMCがまだ馴れてない感じで、ぎこちない雰囲気が伝わってきて 
「ああ、これはまだ客の一人がかぶり物かぶってた所でイジってくれなさそうや・・・」とここで悟る。

でもライブ自体は格好よく、ドラムが打ち込みなので軽かったけれどキャッチーで疾走していて
何よりボーカルの加藤小判さんの跳躍パフォーマンスが最高に決まっていた。
最後の2曲の時には僕のビッグマウスが外れかけて
片手で押さえながらもう片手で拳振り上げてた。

ここで、同じく最前列の3つくらい隣りで観ていたのが高校の先輩だった、
というまさかの出会いを果たす。ディスビズが終わった後、その方と
「おーお前BiS好きなんでしょ?」
「ど、どこからその情報を!?先輩はやっぱりフラカンが目玉ですよね?」
「実はでんぱ組がね」
といった取り留めの無い会話をする。

 
・非常階段

急いで赤ステージに戻ると、単体の非常階段の演奏がクライマックスを迎えてて
カオスの境地に達していた・・・。この、うるささよりも優先して興奮を抉られる強烈な感じ。凄い焦燥感。
終盤だったので、赤ステージに着いて間もなく演奏終了したんだけど
自分が一番生で野外で聴きたかった音は初音階段よりも、電撃BiS階段よりも、この単体の非常階段で、
2分たらずしか聴けなかったことが非常に悔やまれる・・・。
この音、屋内より野外で聴く方が絶対いいに決まってる!
次に野外で非常階段やるのっていつだよ!!(遠吠え)

【参考05】 非常階段


蔵六の奇病




(その2へ続く)

...ってまだここ朝8時の段階じゃないか!! 

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