こんばんは。毎日の仕事終わりを誰とも交わらずに無為に殺していくのが辛いので、
1日30分をモットーに「個人的に思春期を捧げた音楽」の紹介ブログを書こうと思います。
第1弾は

黒夢はすごい」です。

筆者が黒夢を知ったのは幼少期の頃です。
1994年という年は本当に幼少の自分にも分かる「ビジュアル系のムーブメント年」でした。
X JAPANのRusty Nail発売、LUNA SEAと黒夢の二大巨頭の顕在化、
GLAYとL'Arc-en-cielのメジャーデビューが全て同時に起こったエポック的な年です。 
当時自分は黒夢の曲がどういうものかも分かりませんでしたが、
LUNA SEAの曲はよく印象に残っていて、
「LUNA SEAはなんか凄く神秘的なバンドで、そのバンドと並べられて語られる黒夢」
という印象を持っていました。

その後、黒夢は更にテレビに露出するようになり
「少年」などのヒット曲で音楽を認知するようになりました。
とにかくバンド名がかっこよく、ちゃんと聴いてみたいという漠然とした興味を持ちつつも
ここまでで自分は特に黒夢をすごいとかやばいとか思ってなかったはずです。

時間が経ち、2003年頃、小額のお小遣いをもらうようになった自分は
安価で音楽を聴くために中古CD屋を漁ります。
当時はまさに青春パンクのブームの真っ只中、
そしてV系は完全にブームが終焉し、
V系の臭いがするもの、V系の名がつくものが徹底的に一般話題から遠ざけられた年で、
こんなV系やあんなV系が中古100円〜500円で最も投げ売りされていた時代でした。 
そこで300円で売られていたのがこれです。


1997 10.31 LIVE AT 新宿LOFT

「あれ?イメージするようなダークな世界じゃないし、音が聞きづらい、歌もクセがありすぎてメロディーとかよく分からない・・・」
とにかく初めて聴いた時に至極ガッカリしたことを覚えています。 
ライブ音源の良さを全く理解できなかった厨房だったわけです!
(今聴くと黒夢のライブとして一番生生しい瞬間が切り取られていて、
 このナマモノの感触を呑み込めた瞬間から最高になるアルバムなんですが!)

そこからベストなども買ったものの、いまいちこのバンドをどんなバンドなのか
ぼんやりとした印象でしか捉えることができず、よく分からないという気持ちしか浮かびませんでした。
しかし、そのように「よく分からない者」を追求したいという気持ちが自分の中で育っており、
どんどん中古屋で黒夢の各アルバムが安価で掘り出されていくこともあり、
1枚1枚と試すたびに、よく分からない気持ちで聴き続けていたのが
いつの間にか底なし沼のようにこのバンドの独自性にのめりこんでいくことになりました。


リアルタイムの衝撃は体験はしてませんが、シーンを整理すると黒夢は

1 LUNA SEAの陽に対する陰になり得た
2 あまり他に類を見ない独特の切迫感や緊張感
3 伸びがあるけれどクセがある清春のボーカル
4 緊張感を保ちながらどんどん塗り替えていく音楽性・ファッションの変化
5 ボーカルとベースの音を極端に強調する、メジャーとかけ離れたバンドサウンドで大ヒット
6 清春のスキャンダルや雑誌などでのビッグマウスで挑発的な発言の数々

などなど、枚挙に暇がない旨みを持っているバンドで
「調べて楽しむバンド」の一面も持っていると思います。


ということで、次回から黒夢を時系列順に追って魅力を伝えたい!
という魂胆があります。

つづく

やばい、1日30分のつもりが1時間半近く使ってしまった・・・