私が幼稚園・小学・中学の時に聴いていた音楽は本当に何の変哲もなく、
純粋にB'zを聴き「ウオオなんだこれカッコよすぎるーーー!!?」と興奮し
ミスチルを聴き「このメロディはどうやったら思いつくんだ!!!」とサビだけ聴くため巻き戻しを繰り返し
バンプを聴き「今何て歌ったんだ!?」とエアプレイ解禁された新曲のフレーズを
いち早く録音してテープが伸びるまでカセットをリピートしていました。

そんな何も捻くれてなかった幼児期〜中学期から、価値観の変容を経て、
時代に拘らず多時代の音楽を自由に行き来するようになる18歳頃までの間は、
こんな私でも、
「何の疑いも持つ事もなく、足を止めて一考することもなく、
 純粋に単純に今のロックへときめいていた時代」 でした。

その入口から出口までをまとめるエントリその3。


第3弾は、自分でヒットチャートを見始めた13歳前後



1 AJICO 「美しいこと」 (2001年)


深緑

それまでは偶々知った曲・気になった曲を記憶に留める、という音楽の聴き方だったのが、
突如「自分から音楽を求めていこう」に変わったのが12歳のころ


そしてそんな心意気を持ちながら見ていたMステ。
(情報集めよう!と思ってMステ観る、って所がその年代らしい行動です^^)
そこに出てきた謎の集団。沈黙続くトークタイム。困るタモリ。
そして演奏が始まると、絶対売れなさそうなカッコ良さ!
なぜこれがBSとかじゃなくてMステに出てるんだ!?
と思いました。
最後の方はもうずっと同じサビが繰り返される曲なんですが、
その繰り返しを聴いてるだけでだんだん酔って来て意識が朦朧としてくる感じでした。

「日本のロックにはヤバいのが山ほどいそう!」
私はラジオを聴き始めました。

色々迂回して翌年、AJICOが浅井健一とUAのユニットだと初めて知りました。



2 BUMP OF CHICKEN 「天体観測」 (2001年)


jupiter

ラジオで「バンプオブチキンの新曲です!」という紹介のもと流れてきて、
「バ、バン・・・・なんて言ったんだ!?」という風に認知したバンプ。
経過を辿るかのような、刻々と所作を追っていくような物語性強い歌詞と聴きやすさ、
疾走感に惹きこまれて最後の方では泣きまくっていました
金が無いので毎週この曲が流れるラジオ番組をこの曲を聴くために聴き、
流れるたびにラジオに釘付けになってその度に泣いていた思い出があります。

事後結論ですが、
音楽の入口は青臭い方がいいです。




3 SEX MACHINEGUNS 「S.H.R.」 (2001年)


Barbe-Qマイケル

B'zの新曲を聴くために噛り付いていたMステ。録画もばっちり予約していました。
そこでB'zの1つ後に出たマシンガンズ。衝撃と爆笑でB'zの空気を持っていきました。


 

4 K DUB SHINE 「SAVE THE CHILDREN」 (2001年)


Save The Children

今では誰かに聴かせると裏笑いになってしまうジブラやケーダブ。
でもめちゃくちゃカッコいいです。本気でカッコいいと当時も今も思っています。
特にK DUB SHINEのこの曲はFM秋田の児童虐待防止キャンペーンのテーマソングで
秋田県内では頻繁に夕方の時間帯にかかっていたのですが、
「こんな直接的な歌詞があるなんて!!」と当時の耳には衝撃も衝撃、大衝撃でした。
本来はメッセージソングってそういうものだと思うんですが、
テレビで沢山流れてくるラップと全然違っていて、カルチャーショックでした。




5 スピッツ 「夢追い虫」 (2001年)


色色衣

この曲が発売される少し前、スピッツをよく知らないままに
スピッツのファンサイトを見てみたら、開設しているファンの誰もが
「スピッツはロックバンドなのに」「スピッツほどのロックバンドは」と語っていて、
え!スピッツってそんなロックロックうるさく語られるような人達なのか!?
確かにロックではあるかもしれないけど、チューリップみたいな感じではないのか!?
「ロビンソン」「チェリー」「空も飛べるはず」「渚」「遥か」がスタンダードではないのか!?
と違和感を感じたものです。
そして聴いたこの曲。
この後、私はスピッツのアルバムを全部レンタルしました。



6 GO!GO!7188 「あぁ青春」 (2001年)


魚磔

歌謡曲=口ずさんでしまうようなメロディーっていう図式が

いまいち納得できなかった時に、納得させられた名曲


7 THE MAD CAPSULE MARKETS 「GAGA LIFE」 (2001年)


010

チャートにこれが食い込む、というテロリズムを感じた

衝撃と拒否感が同時に襲ってきた



8 奥田民生 「CUSTOM」 (2001年)


E

だらだらというよりも、とぼとぼ知らない街を歩いていた。
景色の中で自分がどんどん小さくなっていくような感じだった。



9 矢井田瞳 「I'm here saying nothing」 (2001年)


Candlize

聴いたことないメロディーライン且つ最高にポップな曲を連発していたヤイコ。

ヨーロッパの方にこんな曲ありそう、という雰囲気を醸し出しているけれど、
こんな曲はヨーロッパにはないと思います。



10 鬼束ちひろ 「infection」 (2001年)


This Armor

2001年の夜会。



11 SBK(スケボーキング) 「TOKYO LV」 (2001年)


KILLING FIELD

オラオラしてたりイケてる感を押し出してるっぽいラップばかり

テレビにクローズアップされている中、
スチャダラパーの「今夜はブギーバック」の時のようなインドアっぽさとポップさがあって最高でした。
スケボーキングのアルバムは音のアイディアが詰まっていて面白くて今もよく聴く。



12 LIV 「Without You」 (2002年)


The first chapter...

ラジオでめちゃくちゃ凄い曲が流れてきた!

なんとしてもすぐにでも突き止めなければ!!と躍起になりラジオをずっと聴き
数回耳にする事はできたのにバンド名も聞き取れず情報を逃し
そんな八方塞がりの私に飛び込んできた答えはテレビの中からだった・・・
「押尾学、メジャーデビュー!!」 
!?



13 hitomi 「SAMURAI DRIVE」 (2002年)


huma-rhythm

なんてハッキリしたメロディなんだ!
これを聴いて
CUNEの存在を知り、一生懸命バンドの情報をネットで調べていましたが
元々はヴィジュアル系バンドであることが分かるのは数年後でした。



14 宇多田ヒカル 「光」 (2002年)


Deep River

それまで「宇多田ヒカルってすごいなー」だったのが
「!? 宇多田ヒカルって何者だ!?」になった。



15 YUKI 「プリズム」 (2002年)


PRISMIC

楽園の中にいるような温かさ、森の中に迷い込むような不思議さ。



16 キンモクセイ 「さらば」 (2002年)


音楽は素晴らしいものだ

こんなワザとらしいバンド、全然受け入れられない!とブレイク作を聴いて思っていたキンモクセイ。
この「さらば」を聴いて覆りました。
ノスタルジアだ




ここらへんまでが、主に音楽を自分で探して聴こうと意気込むけれど
メジャーな音楽以外はほとんど情報が入ってこなかった
思春期の入口、少年期の
13歳前後です。

洋楽もこのころ情報を集めようと意気込んでいましたが邦楽以上にリアルタイム性が薄く、
「○○の新曲を聴いた!」という思い出がほとんどありません。
ほぼ過去の名曲みたいな紹介で気に入る→聴いてみる、の後追いでした。

邪気眼を発症するのはこの後です。

つづく(ああ、またこのシリーズ終わらせられなかった・・・)