私が幼稚園・小学・中学の時に聴いていた音楽は本当に何の変哲もなく、
純粋にB'zを聴き「ウオオなんだこれカッコよすぎるーーー!!?」と興奮し
ミスチルを聴き「このメロディはどうやったら思いつくんだ!!!」とサビだけ聴くため巻き戻しを繰り返し
バンプを聴き「今何て歌ったんだ!?」とエアプレイ解禁された新曲のフレーズを
いち早く録音してテープが伸びるまでカセットをリピートしていました。

そんな何も捻くれてなかった幼児期〜中学期から、価値観の変容を経て、
時代に拘らず多時代の音楽を自由に行き来するようになる18歳頃までの間は、
こんな私でも、
「何の疑いも持つ事もなく、足を止めて一考することもなく、
 純粋に単純に今のロックへときめいていた時代」 でした。

その入口から出口までをまとめるエントリその2。


第2弾は、自分が小学校高学年くらいの時期。
ロックへの執着が皆無の頃。




1  ポルノグラフィティ 「アポロ」 (1999年)


ロマンチスト・エゴイスト

1999年は世紀末、まるで生き急ぐかのように
邦楽のヒットチャートに従来に無い音楽がどんどん捻じ込まれてきた年でした。
前年・前々年の
hide、the brilliant green、MISIA、Cocco、
thee michelle gun elephant、Chara、山崎まさよし、ゆず
の時点で
だいぶ新しい流れのように見られたのですが、
そこに雪崩れ込むように
宇多田ヒカル
筆頭にDragon ash、椎名林檎、浜崎あゆみ、モーニング娘。、
TRICERATOPS、Hi-STANDARD

上澄みの上澄みだけ掬ってみてもインパクトある、
今のJ-POPの形へと塗り替えてくるような革新的なヒットが相次いだ年でした。

あくまでヒットチャート上の一番表面的な部分だけでこれだけ発見がある中、
少し雑誌の白黒頁を見るとBOREDOMS、Fishmans、
buffalo daughter、
advantage Lucy、
NUMBER GIRL、くるり、スーパーカー、pre-school等、
対岸ではcali≠gari、犬神サーカス団、グルグル映
畫館、Guniw Tools、Plastic Tree、
Oblivion Dust、SEX MACHINEGUNS、陰陽座、Merry-Go-Round
等が
カルト的に幅を利かせていた斬新な年代でした。

それだけではなくて、従来いたアーティストの楽曲も濃いものが多く
それまで活躍は大きかったもののチャートには入りづらかったBLANKEY JET CITY
電気GROOVE、エレファントカシマシのヒットがあり、
ドリカムもthe Monster、チャゲアスもNO DOUBTのようなアルバムを発表したりと
J-POP全体が濃密になっていきどんどん想像できなくなっていく、
というのが1997年〜2001年あたりまでの流れでした。



にも関わらず、
99年の僕は「うわーなんだか日本の音楽さいきんおもしろそうだなあー」

などと思っただけで、誰に詳しくなるでもなく、特に自ら探そうともしませんでした。
お小遣い0円なのに情報だけ得て生殺しにされたくない、というのもあったかもしれません。

その中でポルノグラフィティは、日々流れる新しいタイプのJ-POPの中でも
どこの派閥にも属してない雰囲気で、
流れた瞬間「こ、こ、これは凄いぞ!?」とビビッた記憶があります。

ちゃんと新しさを捕獲して、放物線を描いた後に日本の歌謡曲として返って来ている感じ。
ポルノは2003年頃までが特に聴き応えがあって好きです。





2 ビブリボンSound Track 「sunny day」 (1999)


ビブリップル&ビブリボン オリジナル サウンドトラック

ねだって買ってもらった伝説のクソゲー「ビブリボン」。

それに入っていたデモソングで物凄く気に入った曲がこれで、
特にヒッキーPの初期のボカロ曲に多大な影響を与えていると思われる




3 速水けんたろう&茂森あゆみ 「だんご3兄弟」 (1999年)


だんご3兄弟

1999年正月・・・お正月にNHKを垂れ流しにしていたら事件が起こった・・・

生まれて初めてタンゴを聴いたからだったのか、
NHK制作の公式PVの面白さも相まってなのか、
何か自分の価値観を揺るがすくらいの何かがあった

今聴くと「いや別に斬新でもないし・・・」と思うのだけど
最後の「だんご3兄弟ッだんご3兄弟ッだんご3兄弟ッ!ダンゴッ!」で
人生が変わった・・・気がしなくもない




4 rumania montevideo 「Still for your love」 (1999年)


rumaniamania

コナンや金田一少年のエンディングテーマに
あまり興味はなかったんだけど
これがエンディングになった時は好きになりすぎて席を立てなかった
素朴+轟音のセンス






5 DREAMS COME TRUE 「朝がまた来る」 (1999年)


the Monster

当時出てきていた色々なR&Bシンガーよりも

ドリカムの方を面白く聴いていた気がする
なんて冴えた音だろう!



6 槇原敬之 「Hungry Spider」 (1999年)


Cicada

なんて冴えたメロディーだろう!!

PVもエグい
マッキーはこの後おクスリで逮捕されます




7 椎名林檎 「罪と罰」 (2000年)


勝訴ストリップ

な、なんじゃこりゃーーー!!!現代の中島みゆきか!!?

などと僕だけではなく家族みんなそんな風に驚いていた。お茶の間の衝撃!




8 ECHOES 「GENTLE LAND」 (1987・再発2000)


Goodbye gentle land

ドラマの主題歌に騙されて辿り着いたエコーズ。

ZOOから辿り着いたGENTLE LAND。
「ああ〜友達をいつも蹴落とす事ばかり教え込まれてきた〜♪」
の歌い出しを始め、歌詞の要所要所のフレーズに
「人生ってこんな世界なんだろうか!?」という実感の無い感想を抱いていた



9 LOVE PSYCHEDELICO 「Last Smile」 (2000)


THE GREATEST HITS

ここら辺の時期にビートルズの「アビーロード」に狂い浸りしていて、

そんな時に流れてきたこの曲のサビ

「生命線からアザウェイそれから憂いてる夢ともゲダウェイ
 いつでも結ばれたくても君は向こう岸でラストスマーイーッ」

お経みたいな早口のサビなのにしっかり胸に馴染んでくるし、ビートルズみたい・・・
対岸で君が微笑んでる・・・霞がかって消えていく・・・
と哀愁を感じていました。



 10 モーニング娘。 「I WISH」 (2000)


ベスト!モーニング娘。1

LOVEマシーンで見た事もないようなアイドルになったモー娘。が

見た事もないようなスタンダードを打ち立てた!!
初めてMステで観たら感動で涙が出た・・・これはロック
加護ちゃん!!!!!!




11 aiko 「桜の時」 (2000)


桜の木の下

これ重要!!!
CMで流れているのが聞こえるたびに
ぶっ飛んでテレビの前に噛り付くくらい好きだったメロディ。
CDを買えない年代の思い出








凄い!このころ同じ学年の人達でもDragon Ashやハイスタを聴いてたのに
僕自身はとてもライトな曲ばかり掻い摘んで聴いている!! 

でもどれもとてもロックなチョイスだと思います。
この頃が自分が小学生高学年の頃なのですが、
音楽聴きまくろうみたいな野望を持ち始める少し前くらいの時期です。

やはり2回シリーズでは終わりませんでした。
次からが思春期の本番です。
内容量が多すぎる!