私が幼稚園・小学・中学の時に聴いていた音楽は本当に何の変哲もなく、
純粋にB'zを聴き「ウオオなんだこれカッコよすぎるーーー!!?」と興奮し
ミスチルを聴き「このメロディはどうやったら思いつくんだ!!!」とサビだけ聴くため巻き戻しを繰り返し
バンプを聴き「今何て歌ったんだ!?」とエアプレイ解禁された新曲のフレーズを
いち早く録音してテープが伸びるまでカセットをリピートしていました。

そんな何も捻くれてなかった幼児期〜中学期から、価値観の変容を経て、
時代に拘らず多時代の音楽を自由に行き来するようになる18歳頃までの間は、
こんな私でも、
「何の疑いも持つ事もなく、足を止めて一考することもなく、
 純粋に単純に今のロックへときめいていた時代」 でした。

その入口から出口までをまとめるエントリ。


(あくまでリアルタイムに聴いていたもの中心でまとめるので、
 生まれる前の音楽は再発等がされた以外はカットしました。)



第1弾は私の幼少期から小学校低学年頃まで。



1 チューリップ 「魔法の黄色い靴」 (1978・再発1992)


魔法の黄色い靴(アルバム)

だいたいこのエントリを書こうと思ったのが
なべやまさんのブログからなんですが、 
そこに貼られていたチューリップの曲を見て
ハッとさせられるような回顧をし、決意したのです。
 
親と姉の影響でずっと幼少期からずっとチューリップを聴いていたのですが、
ミスチルが歌っていても全然違和感ないくらいに
色あせないスタンダード日本語ロックを70年代初頭から作っていたことは凄いです。
1stアルバムである当アルバム聴くと、チューリップはフォークグループではなくて
ロックバンドなんだなと再認識します。

ちょうど自分が幼少期の90年代前半、チューリップを再評価しようという気運が高まっていて
チューリップの数々の曲がCMやドラマのタイアップをぶん取りまくり、
チューリップのCDが再発売、再編集されまくっていました。
ですので他に聴いていたフォークシンガー(友川かずき、三上寛、小室等、吉田拓郎など)
は昔の音源を後追いで聴いている感覚だったのですが、
チューリップだけは当時(90年代前期)のリアルタイムの音楽、として聴いていて、
70年代の曲だと分かった時にはたいそうぶっ飛んで驚いた、という記憶があります。

ということで、当時の世間的にも個人的にもリアルタイムの音楽という感じがあったので
例外的にこのまとめに組み込んで口火を切ってみました。

この要領で親と姉の影響で
他に長渕剛、中島みゆき、福山雅治、DREAMS COME TRUE、松任谷由実、森高千里、
B'z、尾崎豊、中山美穂、山下達郎、とんねるず、CHAGE&ASKA、Mr.Children
などを
繰り返し聴いていた幼少期ですが、
なんだかここらへんを拡大すると邦楽のロックというより
バブル期歌謡ポップス大特集になるので割愛。
(でもB'zもミスチルも長渕剛も中島みゆきもロックだと思います絶対!)



2 ユニコーン「すばらしい日々」(1993)


SPRINGMAN

姉の影響で聴いていたものでカセットにたまたま入っていて
その上に僕の騒ぎ声を上書きしてしまったユニコーン。
 当時のJ-POPにはないスタイリッシュなコードの使い方だ



 3 THE BOOM 「子供らに花束を」 (1992)


思春期

幼稚園の頃に紅白で見た「島唄」の流れで、初めてCD屋の門を父親とくぐり
大槻ケンヂメイクのお兄さんに売ってもらったTHE BOOMの「思春期」というアルバム。
最初は島唄ばかり聴いていたのが、幼稚園を卒園する頃には島唄は単なる一曲になってた



4 LUNA SEA 「BELIEVE」 (1993)


EDEN

当時、夕方の天気予報のバックにミュージシャンのPVが流れるという番組があって 
そこで幼少期の僕はルナシーを初めて見て
「な、なんだ!このシンピテキなやつ!」と幼稚園生の言い表せない語彙力で思った。
「初めて聴く音楽」という感覚を持った記憶は明確にある

今見ると、水の中から河村隆一が出てきて怖い



5 小沢健二 feat.スチャダラパー  「今夜はブギー・バッグ」 (1994)


LIFE

幼稚園の頃、ラジオで流れる度に興奮して
「これなんて曲名だっけ!?これ誰が歌ってるんだっけ!?」と
姉に何回も聞いてたのに、スチャダラパーは覚えられたんだけど小沢健二の方は忘れていた
小沢健二が「ラブリーの人」「カローラ2の人」「球体が奏でる音楽の人」と繋がるのは10年後だった

よくないこれ?これよくない?よくよくよくよくよくよくない?
「ルカーっ!」と叫んでドカドカ行って、

の部分が流れる度に破壊的に笑い転げていた気がする。Mysterious......


 
 6 藤井フミヤ 「タイムマシーン」 (1995)


R&R

なんかこう、今聴いても特別どこが並外れているというものでもないのに、
この独特のぼんやりしてて気だるい雰囲気にじわじわとした存在感があって離れなかった。
こういう雰囲気の音は当時チャート上では奥田民生か藤井フミヤか、
というくらいの存在感があった



7 MY LITTLE LOVER 「Hello Again 〜昔からある場所〜」 (1995)


evergreen

なんだこのメロディーは!?と純然たる気持ちで思っていた。
小林武史の思う壺



8 玉置浩二 「田園」 (1996)


CAFE JAPAN

「大衆を扇動しそうな、」という形容詞の意味を初めて分かった。
AメロからBメロ、サビと聴いている人をみるみる引き込んで来る求心力が圧倒的



 9 エレファントカシマシ 「悲しみの果て」 (1996)


ココロに花を

姉にカセットでもらって、ビックリした。
曲は短いし歌詞も短いし、どこがサビだとか全然考えさせる隙もなくて、でも圧倒された。
こんな名曲なんだからめちゃめちゃ売れてるんだろうとずっと信じてた



10 UA 「情熱」 (1996)


11(アルバム)

ローカルニュースのエンディングテーマで流れて、
「外国みたいな伴奏に、外国には絶対ないメロディが乗っている!」という衝撃を受けながらも
当時はそれを言葉にする術もなく
ただこの「UA」「情熱」と書かれてあるクレジットを忘れまいと凝視していた



 11 川本真琴 「愛の才能」 (1997)


川本真琴(アルバム)

この曲をどこかで耳にして以来、
このメロディはどこの誰の何て曲なんだ!?と10年くらいモヤモヤしてた。
大人になってよかった(情報収集力的な意味で) 



12 ASKA 「ID」 (1997)


ONE

迫り来る精神的重厚感。
このどこの国の曲なのか分からないような音とメロディに
袋小路に迷い込むような歌詞と声が雪崩れ込んでくる



13 小松未歩 「輝ける星」 (1997)




これ聴いてすごく泣いてた



14 hide with spread beaver 「ピンクスパイダー」 (1998)


Ja,Zoo(ヤズー)

この時ほど「新しい日本の音楽が来る!」なんて思っていた瞬間はないかも。
国籍の認識をナンセンスと化すような斬新さを感じていた



15 Dir en grey 「-I'll-」 (1998)


I’ll

「鉄筋浦安家族」のオープニングテーマでこれが流れた時、
最初のギターのカッティングで邪気眼の芽生えを誘われたような気がしました。
とてもシンプルな王道V系なのに、
他には感じられない覚醒感を、当時の自分も読み取っていたような気がします。
たぶん僕に限らず、彼らのバイブスを読み取っていた当時の多くのファンも
その後の彼らに顕れる覇気を察知していたのだと思います。








当時の記憶を辿ると、改めてメジャーなものばかりを聴いていた事を認識させられたんだけど
並べてみた時の「うんうん!これぞメジャー!」というきらびやかさがあまりないのが興味深いですね!!
イエー!続編も作りました!次の記事ですどうぞ!